友人の家に家事代行で来ていたソムリエのシェフA子。最近フランス料理のお惣菜店をオープンさせました。開店祝いに行っただけなのに、友人は衝撃の事実を知ることになったのです。何があったのか友人から聞いた話をご紹介します。

夫の態度が急変

お店に入るとなぜかよそよそしい夫。顔が引きつり、しどろもどろなのです。A子の様子もいつも明るく接してくれるのに、笑顔もなく挙動不審で様子がおかしいのです。

なにか嫌な予感がしたので家に帰ってから「A子さん、どうしたんだろうね。なんかうれしそうじゃなかったな」というと、夫は「そ、そうかな? い、いつも通りだったかな? ハハハ……」と、変な受け答え。これは絶対におかしいと思い、夫に問いただしました。しかし夫は何もないと言いました。

しばらくして、友人はA子のお店にお惣菜を買いに行きました。するとA子は友人を見るなり、サッと店の奥に隠れてしまったのです。家に帰り夫に「今日A子さんの所へ行って、いろんな話を聞いたよ」と、全部知っているという雰囲気を醸し出してみました。すると夫はもう逃げられないと思ったらしく、白状しました。

吐き気級の真実

家事代行でA子に家に来てもらっていたのは、友人が忙しくて家にいられない日。なんとA子は、仕事の合間に友人の家で、テレワークの夫と不倫していたのです。友人は何も知らず、不倫相手が作った食事を食べていたと思うと吐き気がしました。

「妻代行を頼んだ覚えはない!」そう激怒した友人。A子のお店のSNSに洗いざらい書こうかと思いましたが、なんとか思いとどまり、夫から慰謝料を吸い取れるだけ吸い取って離婚したのでした。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:鈴木まさ美