お酒は楽しくなるとついついたくさん飲んでしまいますよね。特にお酒好きだと、日常的に多くのお酒を飲んでいる人もいるかもしれません。今回は、そんなお酒好きの義父のお話。あまりにも大酒飲みなので、親族は身体を心配していたのですが──？
大酒飲みの義父。そんな義父に孫は……？
えっ？！ と驚く私を横目に、息子は水の入った酒瓶を義父に持って行きます。
「おお！ これこれ。ありがとな！」と義父は嬉しそうに酒瓶に入った水を飲み出します。
謝らないとと慌てていると、義父はグビグビと水を飲み出します。
水だと気がつく様子がない義父。その状況に混乱していると、コソッと義母が話しかけてきました。
「あの人、お酒を捨てるところから見ていたのよ。じいじにいつまでも元気でいて欲しいからって孫の言葉を聞いて、うるっときたみたい。」
義父も、可愛い孫の思いやり溢れるイタズラにはさすがに怒れなかったようです。これをきっかけに飲酒を以前よりは控えてくれるようになったんだそう。
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※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
Illustrator：藤島がらす
ftnコラムニスト：藍沢ゆきの