自分の子どもには、良い学校に入り良い会社に就職してほしいと願う親も少なくないはず。願うのは勝手ですが、子どもも一人の人間。親の理想を押し付けるのは、ときに負担となる可能性もあります。今回は「親の期待に応えられず、中学受験に失敗した子ども」のお話です。

自分のプライドを保つために必死だった

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そんなAちゃんでしたが、中1の秋頃から成績が下がり、高校はギリギリで入学。そこで出会ったヤンチャな子たちとつるみ始めます。
ついには、警察のお世話になることも──。

両親は、勉強ばかりの価値観を押し付けてきたことを反省。現在は、親子でカウンセリングを受けて親子関係の修復改善を試みているんだとか。

誰にでも失敗はつきもの。それを失敗のままで終わらせるか、「失敗したからこそ今がある!」と思えるようにするかは、自分自身に懸かっています。
周りを見下す態度は反省してほしいものですが、いつか親子で、グレていた時期を思い出して笑える日がくると良いですよね。

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※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

Illustrator:中谷 茜
ftnコラムニスト:広田あや子