今回は、そんな健康オタクな彼氏にフラれてしまった、私の切ない(?)失恋エピソードをお話しします。
全然噛み合わない2人
初めて彼の家にお泊まりした日のこと。
朝起きると、彼が「俺が朝ご飯作るから」と言ってくれて、楽しみに待っていると、出てきたのは緑色のスムージー。
「小松菜とバナナで作ったから、食物繊維たっぷりだよ!」と得意げな彼。
手作りスムージーなんて飲んだこともなかった私は(飲み物が食事って、どういうこと!?)と理解できず。
「ごめん、これじゃお腹いっぱいにならないから、コンビニで菓子パン買ってくるわ」と1人でコンビニに向かいました。
また別の日に、今度は彼氏が私の家に泊まりにきました。
急だったこともあり、その時はレトルト食品しか家にありませんでした。
私「ごめん、レトルトの牛丼しかないから、晩ご飯これでいい?」
彼「いいけど俺、ブロッコリースプラウトのサラダも食べたいから、今から買ってきてもいい?」
(ブロッコリースプ……? ってなに? ブロッコリーと違うの?)と脳内が「?」だらけになる私。
「冷凍のブロッコリーならあるけど、それじゃダメ?」と聞くと、彼氏はため息をついて「ブロッコリースプラウトっていうのは、スーパーフードのひとつで」と詳しく教えてくれたのですが、正直何を言っているのかわかりませんでした。
他にも「プロテインは家に常備してないの?」「食べ物は1日30品目食べないとダメだよ」など、彼氏の要望に応えられないことが続き、
付き合ってたった1カ月で「食の趣味や生活習慣が合わなすぎる」と言われ、フラれてしまいました。
最後に
その彼氏は外見や服装がタイプで好きになったのですが、一緒にいて疲れる人・合わない人とは長続きしないですよね……。
その人が悪かったというわけではありませんが、この経験以降、価値観が合うかどうかで恋愛するようになりました。
見た目だけでなく、背伸びをしなくても「自分らしくいられるかどうか」を重視することも、人生のパートナーを見つけるポイントなのかもしれませんね。
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:Hinano.N