子どもが小さい頃の育児は、とにかく目の回るような忙しさです。1人でも大変なのに、双子なら2倍以上の労力を要するのではないでしょうか。これは筆者の友人・H美から聞いた双子を出産した後にわかった『ダメ夫』とのお話です。

弁護士+母

証拠が十分集まったと判断した弁護士さんは、母と一緒に夫が休みの日に我が家へやって来ました。急な訪問に驚いた夫……モラハラや暴力の証拠を突き付けられ、夫はぐうの音もでません。

私が離婚したいと言うと、「離婚だけはしない!」と言い出しましたが、今までの様子を知っている母が「あなたが離婚したいとかしたくないとかの話じゃないのよ。このままじゃ娘や孫が安全に暮らせる保障がないから言ってるの!」と強く言ってくれたのです。

親権は私が持つこと、今後子ども達には一切会わせないこと、養育費と慰謝料はこちらの言い値で支払うことを了承させて、無事に離婚が成立しました。

離婚したくなかったワケ

夫の会社は昔の古い体質が色濃く残る職場だったようで、離婚したことが大きなマイナスになったと聞きました。そればかりか夫のモラハラが離婚原因だったこともわかって、社内での信用も失墜。花形部署から異動させられ、女性社員は誰も寄り付かなくなったそうです。

夫が離婚したくなかったワケは、きっと会社での体裁が悪くなることを恐れていただけなのでしょう。
今となっては関係のないことです……自業自得として、反省して欲しいと思っています。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:RIE.K