冬は衝動買いがしたくなる時期。ただ、大きな買い物をするときは、家族と相談して決めたいものですよね。今回は、筆者の知人から聞いた「夫がした身勝手すぎる買い物」の話をお届けします。

なんで2人乗り?

夫の言葉に目を丸くしたAさん。それもそのはず、Aさんは夫が車を買うことなど全く聞いていなかったのです。しかも、自分の車だなんて……。

「この車珍しんだぜ! 見た瞬間一目ぼれでさ。 貯めてたボーナス全部つぎ込んで買ってきた」

こうノリノリで話す夫が買ってきたのは、なんと「2人乗りのコンパクトカー」。2人の子持ちには使いにくすぎる車です。さらに足りない分はローンを組んだとのこと。

新車の魅力を熱弁する夫に対し、Aさんは「これだと家族全員が乗れないとか考えないの?」と反論しますが、夫は全く聞く耳を持ってくれません。

そんな身勝手な夫に対し、Aさんは「あなたとはもう口もききたくない」と激怒。さらに「こんな車なら、今乗ってる電動自転車の方が100倍まし」と夫を叱りました。

即売却することに

結局、2人乗りの車では保育園の送り迎えもできず、宝の持ち腐れ状態に。夫が数回乗って楽しんだくらいで、すぐ売却することになりました。

Aさんの家では、ボーナスを夫のお小遣いにしていました。しかし、今回の件でそれも考え直すことに。

Aさんは「あなたのお金の使い方はおかしすぎる。やっぱり私が管理しなきゃダメだった」と夫に話しました。これ以降、夫がAさんに黙って大きな買い物をすることはなくなったようです。喜ばせようとサプライズで車を買ってくれた気持ちは嬉しいのですが、その前に相談してほしかったですね。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:花澤ひかる