何かと気になる、彼氏や旦那の「女友達」。場合によっては本当にただの友達? と疑ってしまうこともあるでしょう。今回は私が以前体験した、パートナーの女友達とのトラブルについてお話しします。

現れた女はまさかの……

指定したファミレスでM太と一緒に待っていると、Kちゃんが現れ、私の目の前の席に座りました。

Kちゃんの顔を見たとたん、私は恐怖で鳥肌が立ちました。

Kちゃんは、私の元彼(A男)が、私と付き合う前に付き合っていた元カノだったのです。
写真で何度か見たことはありましたが、名前は知らなかったので、会うまで気がつきませんでした。

Kちゃんは私の顔を見て満足そうに、「初めまして。これでお互い様だね♡」と言ってきました。

最初は意味がわかりませんでしたが、どうやらKちゃんは私のことを「A男を奪った憎い女」と勘違いしているようです。

私はKちゃんに「私はあなたとA男が別れてからA男と出会ったから、略奪したわけではないよ。」と説明しましたが、Kちゃんは聞いてくれないばかりか、こんな罵声を浴びせてきました。

「あんたに同じ思いをさせてやろうと思って、M太が浮気するように仕向けたんだよ!」

予想通り、M太とKちゃんは浮気していたのです。

話によると、Kちゃんは偶然知り合ったM太が私の彼氏であることを知り、私に復讐するためにM太に近づいたそうです。

何も事情を知らずに利用されたM太は気の毒ですが、Kちゃんの誘惑に負けて浮気したことは許せなかったので、その場で別れることになりました。

修羅場のその後

M太と別れて1カ月ほど経った頃、忘れ物を届けにきてくれたM太に「Kちゃんとはどうなったの?」と聞いてみました。

実は、Kちゃんは他にもグループ内で男友達と関係を持ったり、女友達の彼氏を誘惑したりしていたことが発覚して、仲良しグループから外されてしまったそうです。

この事件で、「浮気したM太がもちろん悪いけど、私がもっと注意していれば、Kちゃんのような男にだらしない女が近づいてくるのを防げたかもしれない」と、自分の放任主義を少しだけ反省しました。

最後に

パートナーにその気がなくても、友達が誘惑してくるケースもありえますよね。

パートナーの交友関係に口を出しすぎるのも良くないですが、「あやしい」と思ったらそれとなくパートナーに聞いて様子を伺うなど、対策をした方がいいかもしれません。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Hinano.N