会社で働いていると誰しも遭遇する可能性があるのが、長年同じ部署で勤めている「お局様」。信頼できる先輩社員であれば問題ないのですが、中には漫画やドラマのような意地悪をしてくる人が現実にもいるのです。今回は、そんなお局様からのいじめにあったMさんのエピソードをご紹介します。
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社会人1年目のMさん

Mさんが大学を卒業して最初に就職したのは、ある企業の総務部でした。
入社してすぐから、部署内の人間関係は良好だと肌で感じ、本当にいい職場環境に恵まれたと思っていました。

ところが、Mさんの入社のタイミングに挨拶ができていない社員Zさんがいることが分かりました。その方は、1ヶ月ほど旅行に行っていたようで、入社し数週間がたった頃に職場にやってきたので挨拶に行きました。
「今年度入社し、こちらの部署に配属されましたMです。よろしくお願いします!」と言うと、「は~い、どうも~」とだけ返事をされ、そこから関わることはほとんどありませんでした。

Mさんを名指しでトラブル……

ある日、他の部署の課長が険しい顔をして総務部にやってきました。そして総務部の部長にMさんは呼び出され、「別の部署から、総務で処理するものが1ヶ月以上たっても進んでいないと連絡があった。確認を入れたら、担当はMさんだと言われたと向こうは言っているが、どうなっているんだ?」と言われたのです。
「いや、私はそんな話聞いてませんし、そもそもまだ入社して半年も経って担当なんて持てるはずないので、自分で担当だなんて言うはずがありません!」と伝えました。
「そうだよな〜。こっちでも確認してみるから、Mさんの方でも一回見直してみて」と言われ、その場は収まりました。