日本に古くから伝わる作法の中には、現代人の私たちには馴染みのないものも多くありますよね。とはいえ、今でもきちんとした作法を知っていて実践している人も意外といるものです。
今回は和食の作法にまつわるユニークなエピソードを友人に聞きました。

無知はどっち?

しかし、実はおかわりをしたい時は全部食べてしまわず、お茶碗の底に1口分のごはんを残しておくというのが和食の正式な作法。

また、一緒に食べている人や配膳してくれる人を急かさないための心遣いとも言われています。
C奈はそれを知っていて、あえて1口残していたのです。

年配の上司にそれを教えられ、C奈はその場にいた全員に「親御さんがしっかり教育されたんだね」と褒められました。

しかしA子は逆に無知をさらし、恥をかくことになったそうです。

まとめ

知ったかぶりで相手を見下していては、いつか逆に恥ずかしい思いをすることになります。そういうところに、本当の育ちのよさは表れるのかもしれませんね。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:藍沢ゆきの