今回は、両親をバカにされた筆者の友人から話を聞きました。
ぶどうが食べたい義両親
義両親は「え? なんで?」と不思議そうにたずねてきます。
「私の実家からの贈り物はご迷惑みたいですし。いつもおっしゃってましたよね? だから、やめましょう!」
自分たちが文句を言っている手前、やめたくないとは言えない義両親。
でもなんとかぶどうは死守したいようで、
「でもぶどうは? ぶどうはいつも褒めてるじゃない。それに贈り物っていうのは、お付き合いのひとつなのよ? それをやめるなんて……失礼よ。」
などと姑が言い出しました。
私は「今までぶどうのお返しっていただいたことありましたっけ? ないですよね? 一方的に送るのがお付き合いですか?」
そう言うと、ようやく黙りました。
そう、ぶどうはお歳暮などとは別に両親が好意で送ってくれていたものでした。
そして今までぶどうに関して、お返しは一切なかったのです。
なのにお付き合いなんて、よく言えたものです。
全力でスルーします
それからも「ぶどうを送ってほしいアピール」がちょこちょこありますが全力でスルーするようにしています。
「もうすぐぶどうの時期だね」と言ってきても「そうですね!」だけで会話を終わらせます。
「久しぶりにぶどう食べたいな」と言われたら
「スーパーに売ってましたよ!」と言って黙っていただきます。
すごいなと思うのは、もう数年たつのに毎年言ってくること。
そしてそんなに食べたいのに決して謝らないのもすごいなと思います。
まとめ
何か理由があったのかもしれませんが、それにしても贈り物に文句を言うなんて失礼ですよね。
もしかしたら親切を当たりまえと思ってしまったのかもしれません。
人への感謝の気持ちを忘れないようにしたいですね。
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:橘るい