時短勤務は誰でも取得できる権利……のはずですが、まだまだ嫌味を言われてしまうことも多いようです。筆者の知人Aさんも子育て中のため時短勤務をしていたのですが、早く帰ることをいつもお局にグチグチ言われていたそうです。そんなAさんに助け舟を出してくれたのは、まったく子育てに関係ない意外な人物でしたーー。Aさんから聞いた話をご紹介します。
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すみません! 時短勤務させてもらってます

Aさんは2歳の息子を育てる母。結婚・妊娠・出産を経ても同じ会社で働いており、産後は幼い息子を保育園に預け時短勤務をしていました。

子育てをしていると子どもの発熱やお迎え要請などで、思うように働くことができずAさんはいつも申し訳ない気持ちを抱いています。

その上、時短勤務中のため周囲より早く帰ることになり、日々申し訳なさや不甲斐なさは積もっていきました。

お局にグチグチ……

時短勤務に対する申し訳なさを高めているのが、時短勤務を妬むお局の存在です。お局はいつも早く帰るAさんに嫌味を言ってきていました。

「あら〜時短勤務中の人はいいわねえ。まだ仕事があるのに帰るなんて私にはできないわあ」

お局からの嫌味を聞く度にAさんの胸は痛みます。「いつもすみません」としか言うことができず、情けない気持ちになりながら退勤していました。