どこの職場でもいる厄介なお局。できるだけ関わりたくないものですが、それは難しいのが現実です。今回は、筆者が実際に経験した「お局による嫌がらせ」のお話をご紹介します。

それは経費で落とせないだと?

私が過去に勤めていた会社での出来事です。入社当時から、とても厳しいと有名なお局Aさん。入社三年目で、そんな彼女のもとに異動になってしまい、散々な毎日でした。

自分のミスを部下に押し付ける・暴言を吐くのは当然。中でも一番辛かったのは、私が買ってくる備品を、経費として認めてくれなかったことです。

例えば「昨日、会社のマウスが壊れたので買ってきました」と言えば、「あんたが意図的に壊したものでしょ。そんなの経費で落とせるわけないじゃない」と言われる始末。

一つ一つは大きい金額ではありませんが、ちりも積もれば山となり大きな出費に。私は泣く泣く、自腹で払っていました。

それなのにAさんは備品のカタログを見ながら「このペンかわいいじゃん。買っちゃおう」と、自分の趣味のものを経費でたくさん買っていたのです。

それは部下たちみんなが知っていることでしたが、誰も彼女に逆らうことはできませんでした。