昔のように親しい近所づきあいは少なくなってはきたものの、同じ地域で暮らすのであれば、最低限のマナーだけは守って欲しいものです。これは筆者の体験談で、非常識な隣人が巻き起こしたトラブルのお話です。

町内会の重鎮登場

そんな週末が連続していたある日、またしても大騒ぎしてバーベキューをしていた隣人宅に、町内会長がやってきました。町内会長はお怒りモード全開!

「声がうるさい、煙がすごくて洗濯物が干せないってそこら中からクレームが来てるんだけど!」

と怒鳴り込みに来たのです。どうやら迷惑に感じていたのは我が家だけではなく、多くの人たちが町内会長のところへ相談に行っていた様子。

この町内会長さんは、隣人の子ども達が通う小学校のPTA会長も兼任している人でした。聞けば違法駐車を警察に相談していた人もいたらしく、かなり問題になっていたのです。

平謝りの隣人

さすがに町内会長兼PTA会長に怒鳴り込まれた隣人は、平謝りしていました。そりゃあ朝から晩までお酒を飲んで大騒ぎしていれば、コロナ禍で自粛ムードの人たちにとっては頭に来るのも当たり前です。

その日を境に、大騒ぎのバーベキューをすることはなくなりました。しかし、次の週にまたしても自治体からコロナに罹患した人に送られる支援物資が玄関先に積まれていたのを見かけて、本当に懲りない人たちだなぁと呆れてしまいました。

まとめ

後日、町内会長さんから話を聞いたところ、隣人は町内会の行事にも参加しないことはもちろん、町内会費も滞納することが多かったそうです。町内会の人たちからは『厄介者』として見られていて、クレームも以前から相当あったので大変だったと聞きました。

まだ若いから……という理由は通用しませんよね。人様に迷惑をかけないような生活を心がけてほしいものです。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:RIE.K