昔のように親しい近所づきあいは少なくなってはきたものの、同じ地域で暮らすのであれば、最低限のマナーだけは守って欲しいものです。これは筆者の体験談で、非常識な隣人が巻き起こしたトラブルのお話です。

非常識な隣人

私の家の隣には、若い夫婦と子ども2人が住んでいます。この家族はとにかくイベントが大好きなようで、週末は朝からほとんど家にいません。1ヶ月に1回、日曜日に行う町内会の掃除にも顔を出さず、平気な顔をして大騒ぎしながら出かけていきます。

夜中に帰ってくることも多く、子どものワイワイ騒ぐ声が静かな住宅街に響き渡り、迷惑な人たちだなと思っていました。

コロナ罹患による行動の変化

そんなイベント大好きなこの家族は、コロナ禍で外出自粛になっても変わることはありませんでした。しかしある日、家の前に自治体からコロナに罹患した人に送られる支援物資が積み上げられているのを発見。しっかりとマナーを守っていれば外出しても問題ないとは思いますが、家族でコロナに罹ってしまったようでした。

週末になっても出かける様子もなく、子ども達の騒ぐ声も聞こえなかったので、きっと家族で罹ってしまったんじゃないかと夫と話していたのです。

懲りない人たち

ようやく復帰できるようになった隣人は、おうち時間を重視するようになり、週末には、テラスでバーベキューをするようになりました。まだコロナも収束していないのに、友人たちを大勢呼んで大騒ぎしていました。

懲りずに大騒ぎする隣人……バーベキューは騒音だけではなく煙もすごく、隣近所では洗濯物も干せない状態に。違法駐車なども目立ってきたため、町内でも少しずつクレームが出始めていました。