筆者の元同僚、B子から聞いた話です。B子の友人、A美はよく手紙とプレゼントを送ってきます。でもB子は、手紙よりメールやLINEで済ませたい派。ある日、とんでもないプレゼントが送られてきて、困ったB子は……?
ついに来た困ったプレゼント
ところが、そんな自分が甘かったと思い知らされることになります。
ある日、A美から大きな荷物が届いたのです。
添えられた手紙には、「ちょっと作りすぎたから、良かったら食べてね♡」と……。
中を開けると、ビンに入ったA美お手製のイチゴジャムでした。しかも、普通郵便で関東から関西まで届けられたのです。
実家暮らしで、朝はパンを食べないB子家族には、ジャムを食べる習慣もありません。
手作りの食べ物のプレゼントは、やはり苦手なB子。A美にお礼は伝えたものの、どうしても身体が受け付けず、廃棄してしまいました。
もう「好きじゃないもの」ばかり送り付けられるのは、ストレス以外の何ものでもない! とB子は悟りました。そして、A美からの手紙やプレゼントには一切の反応をやめました。
こうして静かに友人関係を終わらせたのです。
プレゼントをくれるのはありがたいのですが、相手の好みや生活スタイルを知ろうとせず、一方的にプレゼントを贈ってくる友人は、確かに困りものかもしれません。この話を聞いて以来、私も誰かにプレゼントをする時は、気をつけています。
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
Itnライター:田中つぐみ