筆者の元同僚、B子から聞いた話です。B子の友人、A美はよく手紙とプレゼントを送ってきます。でもB子は、手紙よりメールやLINEで済ませたい派。ある日、とんでもないプレゼントが送られてきて、困ったB子は……?
筆まめな友人からの手紙
B子はA美とは学生時代からの友人です。A美は筆まめで、頻繁に手書きの手紙を送ってきます。
B子はと言うと、LINEやメールで十分だと考えるタイプ。
正直、A美からの手紙は、プレッシャーでした。
それでも最初は返事を書いていたのです。でも返事を出すと、「返事の返事」が返ってくるのでした。それを考えると、B子は手紙が憂鬱になってきていました。
プレゼントありがとう! でも……?
ついつい手紙を書きそびれていると、A美は何か勘違いしたのか、「これでも読んで、元気を出して!」と本のプレゼントを贈ってきてくれました。
本好きなB子、ウキウキでプレゼントを開けると……
なんと「〇〇を変える100の法則」と書かれた本でした。
本好きのB子が、唯一苦手な自己啓発本。お礼の電話をしたあと、本は1ページも開かずに机の上に埋もれていきました。
その後も、手紙と一緒に「ちょっとしたもの」が添えられてくるようになりました。
例えば、ポエムつきの絵葉書や、キャラクターもののキーホルダー。
「ポエムは自分で選びたいし、キャラクターものには何の興味も持てないのよ!」と内心叫びつつ、円満な関係を続けたくて、喜んでいるフリをして、連絡を取っていました。