交際や結婚を機に、女性を見下す<モラハラ男>に出会ったことはありますか? すぐに別れられる関係性であればまだ良いものの、難しいことがほとんど。今回は、そんなモラハラ夫へと変貌を遂げた男性が一新した、筆者の友人A子から聞いたお話です。
救世主が現れて元通り!
そんなある日、夫が部長に呼び出されてから、なかなか帰ってこないときがありました。
夫は上司だったので、仕事を進めるうえで確認してもらう必要があります。
なかなか仕事が進められず困っていると、何と夫が半泣きで帰ってきたではありませんか!
私の顔を見るや否や
「これまで申し訳ありませんでした!」
と人目もはばからず急に土下座する夫。
急いで別の部屋に連れて行き、理由を尋ねると……。
夫曰く、部長のもとへ行くと、そこにいたのは専務だったそう。
「私の可愛い姪っ子に何してくれてるんだ!」
と鬼の形相で怒られたそうです。
実は、専務は私の伯父さん。
伯父さんとたまたま同じ会社に勤めることになった私。
「贔屓目で見られたくない」
とお願いし、この事実を黙ってくれていたのです。
伯父さんは私が給湯室で泣いていることを小耳に挟み、いろいろ裏で動いてくれていたようで。
同僚たちの協力もあり、夫のモラハラ言動を知ったそうです。
結婚となっても、裏口入社だと思われたくなかった私は、伯父さんとの関係を伏せていました。
どうやら今回、このことが功を奏したのです。
嫁の意外な強い味方を知った夫は、態度を一変。
仕事量も、伯父さんが調整してくれたこともあり、元通りに。
家でも会社でも優しい夫に戻ってくれました。
伯父さんには本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:一瀬あい