「一生のお願いだから」この言葉を耳にしたことはありますか? 信頼していた人であれば、思わずお願いを引き受けてしまうこともあるかもしれません。しかし、そのせいで思わぬ二次災害が起こることも……。今回は、筆者の友人A子から聞いた実体験談をどうぞ。

仕事にも慣れて楽しい日々を送る女性

私は、社会人3年目のOL。
仕事にも慣れ、充実した日々を送っていました。

しかし、ある1本の電話をきっかけに、思わぬトラブルに巻き込まれてしまったのです……。

友人から<一生のお願い>とお金を貸すよう頼まれる

ある日、大学時代の友人B美から3年ぶりに電話が。
出てみると、グスグス……と泣きじゃくっているではありませんか。

何かと思って話を聞くと、お金を貸してほしい、という内容でした。

どうやら交際費や服、かばんなどにお金をつぎ込んで、生活費がカツカツになってしまったといいます。

「今回だけだから」
「一生のお願い!」

そもそも、お金の貸し借りはしたくない派の私。
しかし、B美がいつまで経っても泣き止まず。

何度も縋ってくるので、すぐに返すことを約束に、<今回限り>で貸すことにしました。

ほかの友人からも連絡がくるように

それから数日後、大学時代の別の友人からも連絡が。

3人ほど連絡があったが、どれも内容はお金の無心。
さすがにみんなに一気には貸せないと、すべて断ることにしました。

すると、最後に連絡してきた友人の
「聞いてた話と違うじゃん」
と漏らした声が聞こえたのです。