私の友人の話です。メイクやファッションに一切の興味がない40代後半の友人が、初めてお化粧をしたのですが……?

エ!?

なんと、唇の中央だけにチョンチョンとピンク色が!
唇全体に口紅が塗られていませんでした!!

「ちょっと! このまま電車乗ってきたの!?」
「そう。え? だめ!?」
「だめでしょう!!」爆笑してしまいました。

「ちょっと! こっちこっち!」と、化粧室へ直行。口紅の塗り方をしっかりと教えてあげました。「こうなる前に言いなよー」と大爆笑して、友人も「全然違うね!」といって、喜んでくれました。

昔は化粧品と言えば美容部員さんに使い方を教えてもらいながら購入したものです。しかし、その段階をすっ飛ばした友人は自己流でなんとなくやってみたために、口紅の魅力を活かしきれていませんでした。それでも、彼女の生き生きとした姿を見ると、いくつになっても新しい挑戦っていいなと思いました。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:鈴木まさ美