普段の生活ではあまり意識することがなくても、冠婚葬祭ではマナーが身に着いているかどうかが問われる場面って多いですよね。今回は参加した葬儀の最中に起こったトラブルのエピソードを友人が聞かせてくれました。

上司が亡くなり……

友人のA子は両親ともに1人っ子で親戚も少なく、これまで正式な葬儀に参列したことがありませんでした。
ところが、先日会社の上司が亡くなり、同僚たちとともに葬儀に参列することに。

A子は大慌てで服装や持ち物を調べて、必要なものを購入。
香典袋の書き方やお札の入れ方などもネットで調べ、失礼がないように準備しました。

これで抜かりはないはず! と気を引きしめて葬儀に臨んだA子でしたが……

え、みんな何してるの?!

しかし葬儀が進み、弔問客の焼香が始まるとA子はビックリ!

葬儀に参列したことがないため、焼香が何をするものなのか分からなかったのです。
他の人の動作を見ようとしても、みんな後姿で何をしているのかがいまいち分かりません。

「何かを指で摘まんで、顔に近づけて、別の容器に入れてる……?」A子は焦りながら必死で予想。シーンとした会場で近くの同僚に聞くわけにもいかず、そのまま自分の番を迎えてしまいました。