私がバス通勤をしていたときのこと。バス通勤がきっかけで恥ずかしい経験をしてしまったお話です。
乗り物酔い
私は三半規管が弱く、乗り物酔いが酷いタイプなんです。
いまの会社に入社してバス通勤を余儀なくされ、入社当初は毎朝バス酔いとの戦いでした。
運よく座れて目を瞑っていると平気なのですが、横向きのまま立って乗車しているときなんかは、バス酔いも酷いものです。
しかし、毎日朝晩バスに乗っているとだんだんと耐性ができ、バス酔いすることも少なくなってきました。
バス酔いすることが減ってきた私ですが、冬の満員バスは天敵です。
防寒のため窓が閉まっていることも多く、こもった空気と暖房の生暖かい風はバス酔いを助長させます。
夏はともかく冬のバス通勤にはなかなか慣れませんでした。
ある日の帰り道
いつものようにバスで帰っていたとき、乗ってすぐに気分が悪くなってしまいました。
しばらく我慢していたのですがどうも耐えられそうになく、私は途中の駅で下車することに。
かなりギリギリまで耐えていたため、降りた瞬間道のわきに吐いてしまいました。
これは、このあとバスで帰るのは難しそうだな……と判断して、家にいた母に迎えを頼みました。
母が到着するまでしばらく時間があったので、道路わきで待つことに。
一度吐いたので少しスッキリしていたものの、まだ少し気分が悪かったので、冬の空気に当たりながらしゃがみこんでいました。