今の若者は冠婚葬祭や昔ながらのしきたりを軽視している、という意見を耳にすることがあります。今回知人から聞いたのは、しきたりを重視する姑との間で起きた嫁姑トラブル。追い詰められた嫁を救ったのは、意外な人物でした。

意外な方向から援護射撃

みんなの前で吊るし上げられたB美を救ったのが、読経を上げてくれたお坊さんでした。
「故人を偲ぶ方法は法事だけではありませんよ。亡くなった方は家族を大切にされていました。生きている人間の営みも大切にするべきことです」とやさしく諭してくれたのです。

R美はお坊さんの言葉に反論できず、口を閉じました。
B美は自分を擁護してくれる言葉を聞いて、涙がポロリ。
法事の場でお坊さんに勝てる人はいませんよね。
B美は意外な人に救われることになったのです。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:江田 愉子