孫に対する愛情の差がすごい
私は夫と子供3人の5人家族。義実家の近くに住んでいます。パートや子供の習い事などもあり、義両親と会うのは月に1回程度。近すぎず遠すぎず、ちょうどいい関係を保っていました。
近くには義兄も住んでいて、義母は昔から義兄にべったりらしく、孫に対してもあからさまに態度が違いました。義母はうちの子たちに対してはそれほど興味がないようで、あまり自分から会いに来ることもありませんでしたが、義兄の子にはしょっちゅう会いに行くほど大好き。
義兄の一人娘Aちゃんはうちの子達より後に生まれましたが、まるで初孫のように可愛がられていました。
義兄の娘を連れてくる義母
義兄は共働きで、子供は保育園へ預けられていました。2人ともサービス業のため、休日は義両親がAちゃんのお世話をしていました。
しかし、Aちゃんが年長になった頃から急に「一人っ子だとわがままに育つから、大人数で揉まれてほしい」と、うちにAちゃんを連れてくるようになったのです。
その考え方はわかるのですが、義母は言っていることとやっていることが違いました。
Aちゃんは義両親のプリンセス
普段義両親が預かっているときは、孫に嫌われたくないからと超甘やかしています。Aちゃんの言うことは絶対で、Aちゃんがしたいことをして遊び、食べたいものだけを食べさせ、好きなようにさせていました。
どんなことをしてもわがままを言っても決して叱らず怒らず、まるでプリンセスのように接するのです。
Aちゃんもそれをわかっているようで、家では大人しいいい子、義両親の前では別人のようにやりたい放題。ずっとモヤモヤを抱えていたのですが、それは私だけではなかったようで…。
Aちゃんのわがままにうんざり
Aちゃんのわがままにうんざりして、うちの子達も遊びたくないと口にするようになっていましたが、いつものようにうちに押しかけて来た義母とAちゃん。
義母のお願いを簡単に断ることもできず、子供たちには悪いなと思いながらも一緒に遊んでもらっていました。
子供は素直で、特に小6の長女は最初の方はAちゃんの言う事を聞いて遊んでいましたが、次第に「じゃあこれが終わってからね」「みんなで順番にしようね」とたしなめるように。
それに対してAちゃんは「おばあちゃんとおじいちゃんはAの言う事全部聞いてくれるのに! Aが遊びに来てあげたんだから、みんなAの言う通りにしてよ!」とキレて、長女の部屋へ行きぬいぐるみをバラバラにしてしまいました。