子どもにとって年末年始の楽しみでもあるお年玉。でもそのお年玉の金額の決め方に条件があったとしたら……。これは筆者の友人・C江から聞いたとんでもないお年玉のエピソードです。
ケチで薄情な義両親
私の義両親は、今まで見たこともないくらいのケチ夫婦です。自分たちの生活には比較的お金を使うくせに、他人はもちろん、家族や親せきなどに関わるお金には、驚くほどケチになります。
私が1番ビックリしたのは、孫たちへのお年玉を『お金がもったいない』と言ったことです。
私たちの息子が2人と、義姉の娘・息子で2人……4人に対するお年玉の愚痴は、孫に直接『毎年もったいないなぁ』と言うほど。毎年の事なので、私は何だか子ども達が不憫になってきていました。
お年玉の金額の決め方
孫たちが中学生になったある年のお正月、義両親はとんでもないことを言い出しました。
「通知表の成績でお年玉の金額を決めよう!」
条件は評定平均値×1,000円。5段階評価なので、最高でも5,000円ということです。通知表を義実家に持ってきて、みんながいる前で金額を発表して渡すと言いました。