親子の仲が良いのは素晴らしいことですが、あまりにも依存が強くなると周囲に迷惑をかけることもあります。これは筆者の友人・E美から聞いたマザコン夫とのトラブルのお話です。

待望の懐妊! でも……

結婚して3年目の春、ようやく待望の第一子を授かることができました。

とても嬉しかった私は、夫が帰宅するとすぐに報告。夫も子どもが好きなので喜んでくれると思ったのですが、

「産んでいいかどうかママに聞いてみる!」と言ったのです。

私は一瞬混乱しました。独立して家庭を持ち、家族が増えるというシチュエーションで、なぜ母親が出てくるのか、喜びは一瞬にして消え去ってしまいました。

マザコンぶりに呆然

あまりのマザコンぶりに、私は夫がバカみたいに思えてきました。何か理由があってのことかもしれませんが、何でも『ママ』『ママ』と母親に依存し、姑もいい年した息子を小さい子のように世話を焼く……せっかく一緒に喜べると思った私が間違っていたとすべてをあきらめました。

子どもに罪はないですし、私は産みたいと思っていたので、夫と離婚して1人で育てる決心をしました。

離婚したいと切り出した私に、夫も姑も大騒ぎしていましたが、もうあんな人たちとかかわることはご免です。弁護士さんを通して、きれいさっぱり離婚したいと思っています。  

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:RIE.K