なんでも自分の母親が1番だと思い込んで、妻にも同じことを求める男性っていますよね。でも、親子と違い夫婦は他人同士。母親代わりにされては堪りません。というわけで今回は母親の料理が1番いい! と思い込む夫の残念なエピソードを友人に聞きました。
久しぶりにご馳走になることに
そんなに言うなら……と、ある日A子と夫は義実家で姑の手料理を食べさせてもらうことに。
出てきた料理は案の定油分が多く、濃い味付けの野菜料理でした。
初めは「やっぱり母さんの料理はヘルシーだよな~♪」なんてA子に嫌味を言いながら機嫌よく食べていた夫でしたが、あまりの油っぽさに胃がもたれて徐々に箸が進まなくなり、結局完食できなかったそうです。
帰宅後、A子はこっそり胃薬を飲む夫の姿を見逃しませんでした。
まとめ
この件で、夫はA子の料理が健康的で質が高いこと、そして自分の体型の変化が加齢と運動不足によるものだとやっと心から納得したようです。
夫が姑の料理を引き合いに出すことは二度となかっただけでなく、A子の日々の努力に感謝の言葉を伝えるようになったそうです。夫婦にとって、互いの歩み寄りと理解が、何よりも健康的な食生活であるとA子は改めて感じました。
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:藍沢ゆきの