なんでも自分の母親が1番だと思い込んで、妻にも同じことを求める男性っていますよね。でも、親子と違い夫婦は他人同士。母親代わりにされては堪りません。というわけで今回は母親の料理が1番いい! と思い込む夫の残念なエピソードを友人に聞きました。
結婚後に太った夫
友人のA子は結婚8年目。
結婚当初は痩せてスラッとしていた夫ですが、ここ数年で体型がだいぶ崩れてきました。
原因は不摂生と運動不足。
何もしなくても痩せていた若いころと違い、今は40歳をすぎているのに、それを自覚していない夫は昔と変わらないつもりで飲み食いして、当然のように太っていったのです。
「お前の料理が悪い! それに比べて母さんのは……」
夫はそれをA子が作る料理のせいにして、「実家で母さんの料理を食べていたころはもっと痩せてた! 母さんの料理は野菜が中心だったし。A子の作る料理が原因で俺は太ったんだ」と言ってきます。
しかし、A子の料理は客観的に見ても栄養バランスが取れていて、家に遊びに来た友人にもレシピを聞かれるほど。
しかもA子は夫と同じ食事を食べていても結婚当初から体型は変わっていません。
そのことから考えても、夫が太ったのは自業自得としか言いようがありませんでした。
姑の料理とは……
A子も何度か義実家で姑の料理を食べたことがあるのですが、たしかに姑は料理に野菜をよく使います。
しかし、調理方法は炒め物が多くいつも油でギトギト!
野菜の風味も失われ、明らかにカロリーも高そう……。
それでも、実家で暮らしていた頃の夫は若かったですし、運動部で代謝もよく痩せていました。
その頃のことを思って「母さんの料理を食べていたころはもっと痩せてた」などと言うのでしょう。
しかし、今となってはただの運動不足の中年男性……。