大きな病気を患ったとき、自分の身体が思うように動かないもどかしさを感じることがあります。寝付いたままの病人ではなくても、今まで通りに動けないことは周囲にも理解してほしいもの……これは筆者が実際に経験した、非常識な義実家とのエピソードです。
焦った姑と義姉
夫は普段とても穏やかな人で、あまり感情を爆発させることはありません。家族のことも大切にしていて、誕生日・母の日・父の日などのイベント時には必ず食事をごちそうしたり、お正月にはお年玉をあげたりするような人だったのです。
夫の剣幕に驚いた姑と義姉は、その後何度も連絡をしてきました。しかし夫は「お見舞いにも来ない。きちんと報告しているのに、挙句の果てに‟病人のフリ”なんていうセリフは絶対に許せない!」と怒り心頭。「お前ももう付き合わなくていい。俺も縁を切る。」と決心したかのように言ってのけたのです。
非常識な義家族との絶縁
姑と義姉はもともと私のことが気に入らなかったのでしょう……子ども達から『おじいちゃん』『おばあちゃん』を奪ってしまうことには気が引けましたが、「いない方がいい奴らもいる」という夫の言葉を信じて、今は絶縁しています。
姑や義姉は夫のことをとても可愛がっていたので、きっと寂しい思いをしているに違いありません。
しかし覆水盆に返らず……自分たちのしたことが原因になっていることに気付いてくれると良いなぁと思っています。
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:RIE.K