筆者の友人の話なのですが、認知症のおばあちゃんが、たまにとんでもないことを言い出すそうなんです。
今回は、そんなおばあちゃんにびっくりしたけど思わず笑ってしまったというエピソードを聞いてきました。

ボケているおばあちゃん

私のおばあちゃんは少しボケています。

そのため、「いないはずの人と話した」とか、「行っていないはずの場所に行った」などという話はしょっちゅう聞いていました。

亡くなったおじいちゃんと会話

「あ、おじいさん」
そう言っておばあちゃんは、何もない壁を見ながら話し始めました。

おじいちゃんは数年前に亡くなっています。
そのため私は「おじいちゃんのことを思い出したのかな? まぁ、いつもの症状だろう」くらいに思っていました。

「もうすぐそっちに行くよ」

そのとき
「うんうん、そうだね。もうすぐそっちに行くよ」
とおばあちゃんが言い出しました。

たとえ認知症の症状から出た言葉でも、「そっちに行く」なんて言われると、ドキッとしてしまいます。

私は思わず
「そっち行っちゃダメ-!」と止めに入りました。

ですがおばあちゃんは
「でも、おじいさんを放っておけないから行かなくちゃ」
と言うのです。