昔流行った超極細眉。今している人は少ないですが、当時は男女問わずみんな超極細眉にしていたのです。私は細くする勇気がなくダサいボサ眉でしたが……。私の体験談をご紹介します。

細眉にする勇気のない私

平成の時代の話です。今から30年近く前の話なのですが、その当時ものすごく細い眉毛が流行っていました。超極細眉で、まるで鉛筆で書いた1本の線のような眉毛の人ばかりが街を歩いていました。

超極細眉が流行る前は眉のお手入れをあまりしない時代で、みんなボッサボサ眉だったのです。人気の女性雑誌では「細眉が旬!」「時代は超極細!」などというキャッチコピーが踊り、みんな眉メイクしていなかったのに、いきなり細眉!? と戸惑ったものです。

私の周りの友人たちの眉はどんどん細くなっていきました。さらに時代は進み、全部の眉を剃ったり抜いたりする人まで。それがスタンダードだったのです。私はどうしても眉を細くする勇気がなくて、元の眉を残しつつ細めに見えるようなメイクをしていました。

自然な流れを生かす!?

私の眉は、かなり野暮ったく見えていたことはわかっていたのですが、流行りを追いかけて眉がなくなるのは怖くてできませんでした。そんなボサボサ眉の私を、時代遅れの人という目で見る人もいて、恥ずかしかったです。

そして時代は流れていき、細眉時代の終焉を迎えました。雑誌のキャッチコピーは手のひらを返したように「時代はナチュラル眉!」「自然な流れを生かして」という言葉の数々。自然な流れを生かせる人は壊滅状態なのに……。