本物の母娘のように仲良くできる嫁姑もいますが、そうではない場合も少なくありません。そんな時、2人の橋渡しをしたり緩衝材の役目を果たすのは夫しかいませんよね。今回は、本来上手く立ち回らなければならない夫がやらかしたエピソードを友人に聞きました!

結婚当初から続く嫌がらせ

友人のA子は5年前に結婚しました。
夫はとても優しく、充実した結婚生活を送れそうだったのですが、そこに思わぬ障害となって現れたのが姑です。

姑は1人息子である夫を溺愛していて、結婚当初からA子に嫉妬していました。

そして、夫のいないところでA子に「本当ならあなたみたいな人じゃなくて、前に息子がお付き合いしていた〇〇ちゃんが良かったのよ、私は!」と無神経なことを言ってきたり、
A子の実家に敵対心を燃やして「孫が産まれても、うちの跡取りですから、そちらには年に1回くらいしか会わせられません!」と勝手に通告したりと、トラブルばかりを起こしました。

もう限界! →絶縁状態に

「結婚したばかりで、お義母さんも過敏になっているのかも……」と思って最初の1年はA子も我慢していましたが、月日がたっても姑は落ち着くどころかヒートアップするばかり。

結婚2年目に娘が生まれた時も「満足に跡継ぎも作れないの? 1人目は男の子じゃないと!」と暴言を吐いてきたため、ついにA子も限界を迎えました。

「もうお義母さんとは会わない! 娘も会わせない! それができないなら離婚します」と夫に通告。呑気な夫も、そんなに悩んでいたのかと、やっとA子の苦痛を理解して、了承してくれました。

ある日、外出から戻ると……

それから数年は穏やかな日々が続きました。
A子たちは姑と絶縁直後に引越して、住所も教えなかったため、姑が家にやってくることもありません。
夫と、3歳になった娘とともに、A子は幸せに暮らしていました。

しかしある日、とんでもない事実が発覚します。

その日、A子は夫に娘を任せて朝から夕方まで家を留守にしていたのですが、帰宅して娘に「今日は何してたの?」と聞くと、3歳になったばかりでおしゃべりが大好きな娘が、

「あのね、ばーばがおうちにきたの。ママのお部屋とか、冷蔵庫の中とか、いろいろ見てたよ! でもそれは内緒ってパパが言ってた♡」

と無邪気に教えてくれたのです……!