どこの会社にも一人はいそうな、若い女性社員にだけ異常に厳しいお局社員。
今回は、私が以前勤めていた会社で経験した、ちょっとスカッとするお話をどうぞ。

忘年会でお局様が事件を起こす!

それは会社の忘年会での出来事でした。

忘年会には、派遣社員やパートを含むほとんどの社員が参加しており、そこには「私お酒強いから〜」とハイボールをグビグビ飲み干すAの姿も。

Aはイケメンの若手男性社員であるBにベッタリくっついていたため、私たち女子社員は余計な気を使うことなく忘年会を楽しむことができていました。

Aの対応をするBの顔が引きつっていたので心配だったものの、Aに関わりたくない気持ちが大きく、「なんとか耐えて、B!」と思っていたら……

起きてしまったのです、事件が。

突然、AとBのいるテーブルから「ガターン!」と大きな音がしました。

何事かと会場にいる全員が注目してみると、なんと泥酔したAがBに馬乗りになり、押さえつけているではありませんか!

他の男性社員がBからAを引き剥がし、とりあえず外に連れ出そうとするも暴れて手が付けられず、会場はカオスな状態に。

涙目になって震えているB、「勘弁してくださいよ!」と怒るお店の人、必死で謝る幹事の社員、私達は呆然と立ち尽くすことしかできませんでした。

この出来事は当然、社内で大問題に。
Aは日頃から派遣社員やパートからの苦情が多かったこともあり、この事件が決め手となって、雇用期間終了後に解雇されました。

Aがいなくなった後は女子社員のストレス源がなくなり、雰囲気のよい職場環境で働くことができるように。

Bには恐怖体験を味わうこととなり申し訳なかったと思いつつ、私達がこっそりガッツポーズしたことは言うまでもありません。

まとめ

普段の行いは、いずれ自分に返ってきます。
自分がされて嫌な振る舞いを、周りの人にしないように気をつけましょうね。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Hinano.N