もったいない精神からか、モノを捨てられない人っていますよね。捨てられない人たちにとっては、食べ物も例外ではありません。冷凍庫に入れてしまえば消費期限は無期限延長!? という話も……。今回は私の友人A子から聞いた、モノを捨てられない姑から古びた餅を食べさせられた話をします。

すると、姑は「ああ、さっきA子さんにすき焼きの締めで食べてもらったわよ~」と悪びれることなく言い放ったのです。

実はA子が先ほど無理矢理食べた餅は、今日ついた餅ではなく、昨年末についた餅だったことが判明! 姑はものを捨てられない性格で、去年の餅も捨てていなかったのです。冷凍庫に1年以上眠ったままの餅には、舅いわく、うっすらとカビが生えていたとか……。

周りが大激怒!

嫁にだけ古びた餅を食べさせたことに舅も夫も大激怒! 「だってもったいないから……。お腹も大丈夫そうじゃないの。カビもなかったと思うわ! でもまあ、ごめんなさいね」と姑はしぶしぶA子に謝罪をしてくれました。

この年以降、A子家族は義実家の餅つきにはなにかと理由をつけて参加していないそうです。自分が食べるならまだしも、嫁にだけ古い餅を食べさせるなんて言語道断。嫁になら古い餅を食べさせてもいいと思ったのでしょうか。捨てるのはもったいないという気持ちもわかりますが、姑は元からこの日ついた新しい餅を食べさせる気はなかったのかもしれませんね。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:ichika.K