もったいない精神からか、モノを捨てられない人っていますよね。捨てられない人たちにとっては、食べ物も例外ではありません。冷凍庫に入れてしまえば消費期限は無期限延長!? という話も……。今回は私の友人A子から聞いた、モノを捨てられない姑から古びた餅を食べさせられた話をします。
毎年恒例! 義実家での餅つき
A子たち家族は、年末になると毎年恒例となっている義実家での餅つきに参加します。餅つき自体は楽しく終わったものの……夕食時に事件が起こったのです。
A子にだけ締めの餅を強く勧めてくる姑
義実家では、餅つきの日の晩御飯は豪華なすき焼き、締めは餅と決まっています。夕食の時間になり、すき焼きをたらふく食べたA子たち。夫や子どもたち、舅もみんなお肉を食べ過ぎてお腹がいっぱいになり、締めの餅は食べられないと言い始めました。
A子も正直なところ餅は要らないと思っていたのですが、姑が強く勧めてくるので仕方なく食べることに。餅を勧めてきた姑も一緒に食べるのかと思いきや「私もなんだかお腹いっぱいになってきたわ。A子さん、もったいないから全部食べてくれる?」と、 結局用意してくれた餅をA子1人で食べなければならない状況になってしまいました。
締めに食べた餅……実は
A子がなんとか餅を食べ終わり皆で寛いでいるとき、舅が「そういえば、去年の餅どうした? まだ冷凍庫に残っていただろう? もう捨てたか?」と姑に聞きました。