女性にとって指輪は大切なアイテム。好きな人からプレゼントされると、大切に思われていると嬉しくなりますよね。今回は知人から聞いた指輪に関するエピソードをご紹介。2人の女性が登場しますが、彼女たちの気持ちを想像すると、複雑な気持ちになってしまいました。

後輩から見せられた指輪

既婚者のA子は、会社の後輩のB美から指輪を自慢されました。
B美は「この指輪、素敵ですよね? 彼からのプレゼントなんです」と、指輪を見せつけてきたのです。

B美は独身です。自慢気な態度にイラっとしながらも、「いい人ができたんだ」と素直に祝福しようとしたA子。
ところが、自慢された指輪を見て彼女は違和感を覚えました。「どこかで見たような……?」と思ってしまったのです。

珍しいデザインではなかったし、気のせいかと思ったA子ですが、帰宅したときにハッと気づきました。
B美の指輪は、結婚前に夫のC男と買ったペアリングとよく似ていたのです。

その指輪、どこかで見たような?

A子はペアリングを探しましたが、いくら探しても見つかりません。
入れておいたはずの場所に指輪がなく、あるのは夫のC男のペアリングだけ。
A子は嫌な予感に襲われました。

翌日、A子はB美に「指輪を見せてほしい」とお願いしました。
「大切な指輪だから」とB美は嫌がりましたが、「それに似た指輪を失くしたの。もしかして内側に傷がない?」と尋ねると、B美は鬼のような形相で睨んできたのです。