お年玉の金額設定は悩ましい問題ですよね。多すぎても少なすぎても非常識。ある年、友人は義妹から高額なお年玉を要求され、その金額に言葉を失いました。 今回は友人から聞いて「そんな人、いるの!?」と驚いたエピソードをご紹介します。

C男の回答にキレたA子は「じゃあ、あなたのお小遣いから出すね♡」と返答。
するとC男は慌ててB美に電話をかけました。

C男は「6万はさすがに無理。1万なら……」と交渉しましたが、B美は納得しません。「1万じゃ旅行代に足りない!」と駄々をこねたのです。

A子は近くを陣取って電話のやり取りを聞き、要所要所でC男に言葉をかけました。
「うちの子はB美からお年玉をもらったことがないのに」「あなたのお小遣いが減るわ」「1万円あればアレもコレも買えるのに」と煽ったのです。

A子の完全勝利!

「6万円じゃないと意味がない」と要求し続けるB美に、C男はついにキレました!
「そんなわがままを言うなら、お年玉はやらない!」と、今後のお年玉なしを宣言したのです。
A子は、隣で「素敵!」「さすが!」と拍手喝采。おだてられたC男は、意気揚々と電話を切りました。

B美たちは旅行代が捻出できず、結局家族旅行には行けませんでした。おまけにお年玉ももらえないことに。
欲をかいたせいで、痛い目にあってしまいました。

6万円のお年玉は厚かましすぎますよね。
断られて当然! と思ってしまいました。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:江田 愉子