2023年も残り1ヶ月を切りました。今回は、ltnで今年読者から人気だった記事をご紹介するアンコール企画記事をお届け! 夏から秋にかけて果物コーナーで人気なブドウ。しかし、世の中には農家の方が一生懸命育てた農作物を狙うご近所さんも……。今回はltnライター:一瀬あいさんが農家の友人から聞いたゾッとするエピソードをご紹介します。

会社員を辞めてブドウ農家になった夫婦

A子は夫と会社員を辞めて田舎で念願のブドウ農家になりました。2人とも幼いころからブドウが大好き。「いつかは十分な農地を買っておいしいブドウを作りたい」という想いを胸に結婚後コツコツお金を貯めて、10年の時を経てようやく夢が叶ったのです。

それから3年後ようやくブドウが収穫できるように

朝から夜まで汗水垂らしながら忙しく働く毎日を過ごすこと3年。ようやく少しずつブドウが取れるようになりました。実際に食べてみると甘ーい果汁が口に広がるではありませんか。「一生懸命頑張ってきた甲斐があった」と夫と2人で涙を流しながら喜んだそうです。

隣人からまさかの声掛けが

収穫できるようになったある日、突然隣人から「いつもブドウありがとうねえ」と声をかけられます。しかし、A子は隣人にブドウをあげたことがなかったので、身に覚えのない声掛けに戸惑ってしまったそう。もともと隣人ともそれほど交流がなく、ばったり会って挨拶するもいつも会釈を返されるだけ。「ブドウなんて渡してないよね?」と夫に確認するもやはり渡しておらず、人違いかなと思ったそうですが……。