どの家庭にも、多かれ少なかれその家庭だけの風習があるものですよね。しかし、新しく加わったメンバーにとってはそんな風習が異様に思えることもあります。今回は義実家の風習に違和感を感じ続けてきた友人から、ユニークなエピソードを聞いたのでご紹介します。
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義実家には謎の風習がたくさん!

A子は結婚して3年たちますが、いまだに義実家で過ごす年末年始が苦手です。
ただでさえ夫の実家というのは妻にとって息が詰まるものですが、A子の夫の実家では、年末年始に謎の風習がたくさんあるのです。

たとえば、元旦には全員で仏間に集まり、先祖代々の遺影に向かって「〇〇さんの妻のA子です! 最近は趣味でランニングを始めました! 今年も宜しくお願い致します!」と大声で自己紹介と近況報告をしなければならないという風習。

新年最初に飲むお茶はなぜか1杯の湯呑みをみんなで回し飲みして家族の結束を固める風習……などなど。全て日本古来の風習とは全く関係がなく、義実家が生み出した独自のしきたりなんだとか。

都会育ちで親戚との関係も薄いA子にとって、義実家のそんな風習は戸惑うものばかりでした。

新メンバーが加入することに

ある年、そんな義実家に新メンバーが加入することに!
義弟が婚約者を連れて帰省したのです。

A子の夫と義弟は年が離れていて、義弟はまだ20代半ば。
婚約者はその義弟よりもさらに年下の21歳で、A子たちとは一回り以上離れていました。

A子は内心「そんな若い女の子、きっと義実家の謎の風習に戸惑うんじゃないかな」と心配していたのですが……