友人から聞いた話です。私の友人の姑はいつもお金がないと言っています。年金が入る日になると、洋服や宝石などをバンバン買ってしまい生活費が足りなくなるそうで……。

追う姑

ある日の朝、出勤時友人が自転車に乗ろうとすると、ハンドルに何か張り付いていました。メモには、なんと「3万貸して。姑より」の文字が!

さらに友人は変装までしてこっそり帰宅。するとキッチンの調味料ケースの中に「3万貸して。姑より」洗剤の予備を入れている戸棚に「3万貸して。姑より」

友人の不在中に、姑は家の中にまで入ってくるようになったのです。
怖かったので、メモがあるたびに姑にお金を渡していた友人。こんなことが何度も続き、もう我慢の限界を超えた友人はメモを全部集めて夫に相談。これまで貸したお金は、総額50万円を超えていました。夫は激怒し、舅に相談しました。舅は自分の年金もすべて姑に預けていたのでかなり激怒。姑はこっぴどく怒られました。結局、貸したお金は舅の貯金から返してもらったのでした。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:鈴木まさ美