「夫の様子がおかしい......」そんな不信感を抱きながらも、証拠を掴めずにいた知人女性。
ですがある日、ひょんなところから夫の不倫が発覚しました。
今回は、初詣に明るみとなった不倫エピソードをお届けします!

粛清のお正月

夫と不倫相手の修羅場を前に混乱する知人女性でしたが、そこで小学生の娘が声を上げました。
「やったー! パパがママだけ見てくれますようにって神様にお願いしたから、願いが叶ったんだね!」

なんと娘もまた、ここ最近の夫に対し違和感を抱いていたようです。
夫も目の前で怒り狂う不倫相手に恐怖すると共に、さすがに娘の言葉に胸打たれたのでしょう。
夫は不倫相手と妻へ同時に頭を下げると、「本当に悪かった! これを機に不倫はやめる!」と宣言しました。

不倫相手も最初は納得いかなかったようですが、知人女性が「あなたも同罪ですから」と告げるとようやく事の重大さが理解出来たよう。不倫相手もまた知人女性に慰謝料を支払うこととなりました。

夫はそれから心を入れ替え、家族サービスに徹する優しいマイホームパパになったといいます。
これ以上、不倫が泥沼化する前に別れられたのも、天が与えてくれた更生のチャンスだったのでしょうね。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:六条京子