これは私が、数年前の12月24日に経験した話です。彼氏と素敵なクリスマスイブデートを過ごしていたのですが……?
楽しかったクリスマスイブの後に
その日、私は当時付き合っていた彼氏と、クリスマスイブを満喫していました。
お洒落なレストランでお互いにプレゼントを交換し合って、その後は彼の家にお泊まり。
私は最高に幸せな気分のまま、彼と手を繋いで家へと向かっていました。
レストランにいた時から彼の携帯電話が何度か鳴っていたのですが、「仕事の電話。後で対応するから大丈夫」という言葉を信じ、気にしないようにしていました。
彼の自宅でまったりしていると、気づけば日付が変わる時間に。
その時、玄関のインターホンが鳴ったのです……。
「こんな時間に、誰?」
彼はシャワーを浴びていたので、代わりにインターホンのモニターを見にいくと、そこには知らない女の人が立っていました。
「25日の女」と鉢合わせて修羅場に
モニターに映る女の人は、私と同じくらいの年齢で、少し派手目の可愛い子です。
私がその場から動けずにいると、その人はもう一度インターホンを鳴らしてきました。
嫌な予感しかしませんでしたが、それ以上無視するわけにもいかず……
何よりその人が誰なのかが知りたくて、私は意を決してインターホンに応答しました。