クリスマスの季節は、子どもにとっては心躍るイベントですが、親にとってはプレゼント代などで出費がかさみ、頭の痛い時期でもありますよね。今回は、私が経験したママ友同士の「格差マウント」と、それに応戦した夫のエピソードをご紹介します。

専業主婦という立場にはうらやましさがある

5分ほどして戻ってきた夫の手には、茶封筒が握られていました。
そして、「これ、へそくりなんだ。使ってくれていいから」と言ってくれたのです。
封筒の中には、5万円ほどの現金が入っていました。

クリスマス当日、そのお金で息子がずっと欲しがっていたゲーム機を買ってあげることができました。息子の満面の笑顔を見て、胸が熱くなりました。

我が家はママ友一家ほどお金はないかもしれません。でも、あの時、悔しい思いをしている私を気遣ってくれた夫の優しさ、そして息子の最高の笑顔を見ることができたことが、何よりも嬉しく、幸せなクリスマスになりました。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:雲川 はるさめ