クリスマスの季節は、子どもにとっては心躍るイベントですが、親にとってはプレゼント代などで出費がかさみ、頭の痛い時期でもありますよね。今回は、私が経験したママ友同士の「格差マウント」と、それに応戦した夫のエピソードをご紹介します。
収入格差を背景にしたママ友からのマウント
結婚生活はそこそこ幸せで、ママ友同士の付き合いものらりくらりとやっていました。
しかし、ママ友の中に1人、たびたびお金持ちマウントを取ってくるママ友がいました。
そのママ友は専業主婦ですが、外食中心の食生活だったり、子どものおもちゃがたくさんあったりと、生活にかなりゆとりがありました。旦那さんの年収は700万円ほどらしく、羽振りのいい生活をしているようです。
うちの息子は、そのママ友の息子と同い年で仲良しでしたが、大量のおもちゃを持つ友人を羨ましがっていました。
「貧乏な家にはサンタは来ないんじゃないの?」
夫とママ友の旦那さんの年収格差は、約400万円。我が家の夫は傾きかけた食品会社の製造の仕事、彼女の旦那さんはプリンター製造の一流企業にお勤めですから、致し方ありません。
クリスマスまで2週間を切ったある日、そのママ友は私に向かってこんなマウントを取ってきたのです。
「貧乏なおうちにはサンタクロースは来ないんじゃないの?」と。
その時は「はは、そうかもね」と、角を立てないように曖昧に答えることしかできませんでした。心の中では悔しい思いでいっぱいでした。
夫が救ってくれたクリスマス
帰宅後、私はママ友に言われたことを夫に話して聞かせました。
すると夫は「ちょっと待ってろ」と席を立ち、自分の部屋へ。