友人から聞いた話です。服も小物も必ずブランドの品を身に着けている友達がいたそうです。しかし、ごてごてとブランドを主張するいかにも! というファッションではなくナチュラルな装いで、ブランド品というのをアピールしたりこちらにマウントを取ってくることは一度もなかったのですが……。
彼女は、極論すぎるブランド至上主義を幼少期から両親に教え込まれていました。元々素直な性格だったのもあり、このことがきっかけで徐々にブランド品の有無ですべての「人としての価値」が決まるわけじゃないなと気づき始めているそうです。
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
Illustrator:乙野
ltnライター:橘るい