家族は気の置けない関係かもしれませんが、「親しき仲にも礼儀あり」という言葉もあります。礼儀知らずな義妹に困ったA子は、ある奇抜な方法で撃退しました。今回は知人から聞いたプチホラーなエピソードをご紹介します。

アポなしで押しかけてくる図々しい義妹

A子は図々しい義妹のB美に悩まされていました。B美はアポなしで子どもを連れて毎回急に訪問してきます。
A子も子育て中で家事や育児に忙しく、少しの時間も無駄にしたくありません。

B美にせめて事前に連絡してほしいとお願いしましたが、「家族なんだから気を遣わなくていいじゃない。お互い子育て中なんだし、協力し合おう」と流されてしまいます。

うちは託児所なの? 食堂なの?

B美は子ども同士を遊ばせ、時間が遅くなるとA子が作ったご飯を食べて帰っていきます。
B美の子どもが「お腹が空いた」とぐずり出すと、B美が「簡単なものでいいから何かない? 私もちょっともらおうかな」と言うので、食事を出さなくてはいけない空気になるのです。

B美は手土産もなく、食費を出すこともありません。まるで託児所か無料の食堂のような扱いです。
A子の夫は激務で家のことを相談できず、A子のストレスは溜まる一方でした。

勝手に引き出しを漁られ、ついにキレた!

B美は次第に態度が大きくなっていきました。勝手に引き出しを漁り、「これちょうだい?」とねだってくるようになったのです。
勝手に引き出しを開けるのも、物をねだるのもマナー違反。
A子は注意をしましたが、お決まりの「家族だから気遣いはいらない。子育て中は協力し合うべき」のセリフを出して、やめようとしません。

「貯金はいくらあるの?」と通帳を探されそうになったとき、ついにA子の堪忍袋の緒が切れました。
言ってもわからないヤツには恐い体験をさせてやれ! とある撃退法を実行したのです。