友達と仲良くなってくると、お互いの家を行き来する……なんてこともありますよね。トラブルがなければ全く問題ないのですが、ひとたびトラブルが起こると、子どもの関係性などから頭を悩ませる結果になってしまうことがあります。これは筆者の友人J子から聞いた、非常識極まりないママ友親子のエピソードです。
K美の家に行くと……
あまりの非常識さに腹が立った私は、その勢いでK美の家に直接出向きました。
あっけらかんとしたK美を押しのけて、私はK美の息子の部屋へ入りました。するとそこには、息子が一生懸命探していたおもちゃだけではなく、他のお友達の名前が書いてあるおもちゃやゲームなどが山ほどあったのです。
「貸してって言って、良いよって言ったならまだしも、黙って持っていくのは泥棒と同じでしょ。早くこれ全部返しなさいよ。」と言うと、K美は「忘れてた。」と面倒臭そうな顔をしました。その日はとりあえず息子のおもちゃを全て持ち帰り、後日改めて話をしようということになったのです。
ルーズにもほどがある
私は、K美の家に置いてあったおもちゃに名前が書かれていた子のママ友に話をしました。そのママ友の家でも同じことが起きていて、K美達が来たあとは、必ず何かがなくなっていたというのです。
心当たりのあるというママ友は、何と8人もいました。
8人のママ友たちはK美の家へ行き、自分の子どものおもちゃを回収しましたが、その際もK美は何も謝らなかったそうです。反対に「全員でイジメるようなことしないで」と言ったらしく、ママ友たちは怒り心頭でした。
それからK美親子を家に呼ぶ人は誰もいなくなったことは、言うまでもありません。
まとめ
K美に悪気はなかったにせよ、世の中にはルールやマナーが存在します。ただルーズというだけでは済まされない問題だと感じました。
いくら仲の良い友達でも、親しき中にも礼儀あり……最低限のマナーは守らないといけませんね。
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:RIE.K