友達と仲良くなってくると、お互いの家を行き来する……なんてこともありますよね。トラブルがなければ全く問題ないのですが、ひとたびトラブルが起こると、子どもの関係性などから頭を悩ませる結果になってしまうことがあります。これは筆者の友人J子から聞いた、非常識極まりないママ友親子のエピソードです。

とにかくルーズなママ友・K美

私のママ友には、とにかくすべてにルーズなK美という人がいます。時間を守らないのは当たり前、みんなで食事に行くと「今持ち合わせがないからお金貸してもらって良い?」などと平気で何度もお願いしてくるような人です。私はあまり好きではないタイプなのですが、子ども同士が仲が良いこともあって、お互いの家を行き来する機会がだんだんと増えてきました。

そのうちK美親子が我が家へ来ると、何かしら息子の持ち物がなくなることが続きました。最初は気のせいかと思い、息子にも「よく探してごらん」と言っていたのですが、どこを探しても見つからず。何となく違和感を覚えることが多くなっていったのです。

信じられない言い訳

ある日のことです。息子が誕生日に祖父母に買ってもらったゲームのソフトがなくなりました。ついさっきまで遊んでいたのはK美の息子。私はそれまでの違和感を払拭したいこともあって、K美に直接確認をしました。

事情を話すと、悪びれる様子もなく「ちょっと借りたのよ」と一言。
借りるとも言われていないことを言うと、「〇〇君(息子)にあとで返せば大丈夫でしょ」と自分の息子にも同じことを言っていたというのです。