噂好きの人はどこにでもいます。お付き合いの仕方を考えないと、とんでもないトラブルに発展してしまうことがあるので、注意しなければいけません。これは筆者が実際に体験した、噂好きな迷惑ママ友のお話です。

噂話が招いた悲劇

カヨはエミに対し、何でサトミの悪口をさもユウコが言っているなどという嘘をついたのかと問いただしました。周囲にはママ友グループA・B・Cのメンバーだけではなく、同じクラスの保護者たちが勢ぞろい。さすがに言い逃れができないと観念したのか、エミは自分が言い出した根も葉もない噂話であることを認めました。

「あなたのことは誰も信用しないし、今後同じようなことをしたらご主人にも全てを話して責任を取ってもらう。」とカヨは宣言。その言葉通り、運動会の後は誰もエミと話をしなくなりました。

噂話の怖さ

思えばエミは私にもいろいろなママ友の話をしてきていました。ただ私の場合はぶっちゃけた話ができるママ友がまだいなかったことが幸いしたのでしょう。トラブルの発端にならずに良かったと心からホッとしました。

「悪気がなかった」とエミは言っていましたが、あれだけのトラブルを引き起こすことになりかねない噂話は、本当に怖いと思います。八方美人を通り越した噂好きのエミは、結局友達は1人もできなかったようです。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:RIE.K