子どもを通しての友人であるママ友……中には常識を疑うような人と出会ってしまうこともありますよね。これは筆者の友人に聞いた、ずうずうしい非常識なママ友との体験談です。
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シングルマザーのママ友・Y子

私の息子は、同じクラスのR君と仲が良く、よく遊んでいます。放課後も我が家へ遊びに来ることが多いのですが、気になっていたのはR君の話す家庭の話でした。

「昨日はママが帰ってこなかったから、一人で留守番してたんだよ。」
「朝ごはんはいつも食べないんだ。ママがたまにパンとか買っておいてくれると食べられる。」

子ども同士で何気なく話していることなのですが、内容はちょっとシリアス……。何もなければ良いなと漠然とした不安を抱えていました。

夏休みの朝

夏休みになると、R君は毎日のように我が家へ遊びに来るようになりました。お昼時になってしまうことも多く、簡単な昼食を食べさせていたりしたのですが、Y子からは何の連絡もありません。ちょっと非常識だなとは思いましたが、息子も楽しそうに遊んでいるので「来ないで」とは言えませんでした。

ある週末のこと。息子が以前から行きたいと言っていた公園へ行こうという話になり、準備をしていると、R君が遊びに来てしまったのです。事情を話して、出かけついでに家まで送っていくと、Y子がボサボサの頭で出てきました

「すみません。Rも連れて行ってもらえませんか? 今日は仕事なんです。」
Y子は悪びれもせず「Rも行きたいよね?」と言うと、R君は「うん!」と言ってまた車に乗ってしまいました。結局R君も連れて、1日公園で遊ぶことになったのです。

連絡の取れないママ友

帰り道にY子の家へ行くと、Y子はまだ帰ってきていませんでした。仕方がないので我が家へ連れていき、Y子にメッセージを送りましたが、19時を回っても何の連絡もありません。すると20時を過ぎたころに「遅くなるので夕飯食べさせてもらって良いですか?」とメッセージが入りました。

仕方なくR君にはご飯を食べてもらい、お風呂に入れて休むように言いましたが、結局Y子が迎えに来たのは夜中だったのです。それもお酒の臭いをプンプンさせて、ろれつの回らない状態で「ほら、R帰るよ!」とお礼も言わずに帰っていきました。

他のママ友からの情報

後日、仲の良い他のママ友にY子の話をしました。Y子の非常識な態度もおかしいですが、R君がとても気になったのです。すると、そのママ友はR君と保育園が一緒だったとのことで、いろいろな話を聞かせてくれました。

保育園の頃から、お風呂に入っていない・着替えが小さすぎて着られない・遠足のお弁当がコンビニのお弁当だったなど、Y子の育児放棄ともとれる行動が園で問題になっていたというのです。Y子はR君の面倒を見てくれそうな家を探しては、ご飯を食べさせてもらったり、泊まらせてもらったりしていたことがわかりました。

非常識なママ友との直接対決

次の日に私はY子に連絡をして、直接話すことにしました。子ども同士仲が良いので今まで言わなかったことを伝え、今回のことはあまりにも無責任だと思うと話したのです。