結婚式のケーキ入刀は式の中でも1、2を争う盛り上がる瞬間ではないでしょうか?
私は新郎の友人であり、ケーキ屋に勤めているため、ウエディングケーキ製作を依頼されたのですが……。私の体験談をご紹介します。

新郎の友人だったので、新郎の父親とも顔見知りで小さい頃からとても可愛がってくれていました。
結婚式が台無しになってしまう可能性もありましたが、新郎父の一言で会場からは温かい笑いが起こったのです。
主役の新郎新婦からも『普通のウエディングケーキだったら忘れられちゃうかもしれないけど、このケーキはみんなの記憶に残るからとても嬉しい。』との言葉を貰い安心しました。
失敗をポジティブに汲み取ってくれる懐の広さ、見習いたいものです。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

Illustrator:べこもち85
ltnライター:鈴木まさ美